弁理士になるまで
 大手メーカのエンジニアとして社会人をスタートする。プロセス開発エンジニアというと響きはちょっとカッコイイが、一年目は半分現場作業員として、主に退屈な作業に従事する。

 また、大手のメーカーとはいえ、実は、より大きい企業の下請けでしかなく、無理な試作依頼が入れば、徹夜で試作品を作るといった働き方を強いられる。

 さらに、半分作業員ではあるが、開発案件も持たされ、徹夜で試作品を作らない平常時は、夜遅くまで実験、翌日朝一で実験データをまとめ、朝のチームミーティングで発表するという心と体にゆとりを持てない生活を続け、エンジニアを続ける事に不安を感じるようになる。

 その時期に、たまたま特許の研修に参加し、開発業務の関係で特許出願を経験したことから、特許業界に興味を持つようになり、弁理士の勉強を始める。

 しかし、相変わらずハードな業務と勉強との両立に限界を感じていると、偶然、外資系の特許コンサル会社の日本法人の立上げメンバーとして誘われ、思い切って特許業界に転身する。

 さすが、外資系企業ということで、本社のある米国での研修などにも参加する。そこで特許の活用されているアメリカ社会と、特許の価値がいまひとつ認識されていない日本との違いを肌で感じ、日本でも、もっと特許を活用して儲かる会社を増やすべく、そのコンサル会社で奔走する。

 しかし、自分だけが必死に頑張っても、日本社会が簡単に変わるわけもなく、その企業の知財コンサルは日本では受け入れられず、思うように売り上げが立たない。そうなると、外資系ならではの成果主義の給与体系から生活に困窮するようになる。

 ただ、苦しい生活を続けていたが、運良く2年の勉強で弁理士試験に合格する。それを機に、特許コンサル会社から特許事務所へ転職する。そして、特許事務所での修行により、特許事務所の業務は一通りこなせるようになり、資格を保有しているペーパー弁理士ではなく、実務もできる弁理士になる。

脱下請ナビゲータになるまで
 弁理士として、大手企業をクライアントに持つ特許事務所に勤務していたが、大手企業の特許に対する考えや活用方法に疑問を持つようになる。しかし、一弁理士の考えが大手企業に受け入れられるはずもなく、悶々と明細書(特許出願資料)を作成する日々を送る。

 いつしか、特許事務所から企業への転職を考えるようになる。そして、転職活動をする中で運よく、特許を重要視した経営を行う中小企業に採用してもらう。

 その中小企業の社長に能力を買われ、様々な業務経験を積ませてもらう。社長と二人三脚で会社の特許活用を行い、特許と自分が経営に役立てていることを実感する。また、その成果も認められ、3年で知財部長に昇進、社長のアイディアを実行する参謀役になる。

 参謀となったことで特許以外の会社の課題が見えるようなり、特許は経営の一手段でしかないと痛感する。一方で、そのような課題に真摯に取り組む経営者は、忙しくて孤独であると感じる。
 少しでも役に立ちたいと、社長からの相談を体系化した専用シートにまとめるようになる。これが、社長や他の幹部にも喜ばれ、社長の話を上手く聞き出し伝えることが経営に貢献できることを体感する。

 その専用シートを基に事業計画書作成のシートメソッド「ストーリーとビュー(TM)」を開発する。「ストーリーとビュー(TM)」で、今は下請に甘んじているが、本当は素晴らしいアイディアや技術をもった会社の力になるべく脱下請ナビゲータとして独立。

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