断捨離維持特許:保有特許の棚卸しませんか?

保有特許の棚卸しませんか?
特許を活用して中小企業の利益を守る、中小企業専門の特許活用サポータ 弁理士の山本です。

現在、何件の特許をお持ちか把握できていますか
そのうち、何件の特許が活用できているか認識できていますか

特許は保有しているだけでも毎年費用(維持年金)がかかります。
特許は出願から20年で消滅しますが、
特許になるのは出願から5年くらいかかります(審査請求を出願から3年後にした場合)。
すると、維持年金を払う期間は最大で15年くらいです。

15年の維持年金は、なんと、60万円程度になります(請求項5つの場合)。
1件の特許で60万円です。これが、5件、10件、15件となると、、、

特許が活用されていて、、
市場を独占して、高い利益率が維持できるとか、
ライセンスして、ライセンス料が入ってくるとか
であれば、維持年金も必要経費と考えられますが、
実際、はどうでしょうか?特許活用できていますか?

ライセンスの場合は、お金が入ってくるので、活用している実感を得やすいのですが、
ライセンスできる特許なんて、そうはないと思います。
市場を独占できている場合は、本当に特許の力だけで市場独占になっているのか、
判断がつきにくい場合がほとんどです。
また、製品に関する特許をとっているのだから活用できていると考えられる場合もありますが、
製品が改良されて特許による保護の範囲外になっていることもあります。

特許の活用状況を知る意味でも、特許の棚卸を推奨しています。
特許の棚卸により、以下のような効果があります。
(a)特許の活用状態(特許の価値)把握できる。
(b)不要な特許は断捨離して、維持年金を削減できる。
(c)特許製品を見直して、新しい開発方針の指針を得ることができる。
(d)棚卸状況を社内に公表して、会社全体の特許意識を高めることができる。

このような効果をねらって、IPUSE特許事務所では、
【断捨離維持特許】サービスを提供しています。

サービスは以下の2‐STEPになります。
STEP1:お客様の保有特許のうち、ご指定の特許(複数可)の見直しを請求項ごとに行い、
                     特許の活用状況レポート(「断捨離レポート」)を提供します。
STEP2:断捨離レポートに基づいて、放棄および一部放棄手続きを特許庁に取ります。

料金:STEP1‐30,000円/件(請求項5つまで。以降は請求項1つにつき2,000円)
           STEP2‐30,000円/件(特許庁費用込み)
備考:特許の見直しは、お客様の担当者様からのインタビューによる活用状況と、
法的視点および一般的な技術動向からの活用可能性等から判断いたします。
したがって、断捨離レポートでは自社および外部からの特許の評価を知ることができます。
単純な特許の放棄を提案するのではなく、
特許の活用状況に基づいた納得のいく提案(レポート)をいたします。
一部放棄であれば、特許の効果を維持しつつコスト削減が可能です。
放棄のご判断は貴社の意向にしたがいますので、STEP1のみのご対応もできます。

【断捨離維持特許】サービスによって、
維持年金費用が削減できれば、それを新しい特許取得の費用に回すこともできます。
コスト削減になりますので、上司の承認ももらいやすいです。
また、適切な特許活用状況がわかりますので、経営者の特許への理解も高まります。

特許を活用できている実感がなかった
特許の維持費が少し高いと感じていた(コスト削減したかった)、
このようなお考えをお持ちの中小企業の経営者、知財担当者の方に一度(1件でもかまいません)、
お試しいただきたいサービスです。
ご興味をお持ちいただければ、お気軽にお問合せください

また、「断捨離レポート」(STEP1)は、特許出願+1での提供サービスにもなっております。
弊所で初めて特許出願のご依頼をいただいた場合に、無料でレポートを提供させていただきます。

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この記事を書いた人

山本 英彦