【知財部】の作り方、【知財担当者】の育て方

中小企業が、特許を適切に活用していくためには、少なくとも知財担当者が必要です。
(理想を言えば、知財専属の人をつけて、知財部を作ってほしいです。)
中小企業の知財部員だった経験を基に、知財担当者の業務をまとめていきます。
これを参考にすれば、【知財部】の作り方、【知財担当者】の育て方がわかると思います。

【定型業務】
・出願業務(明細書のチェック)
・調査業務(主に先行技術調査)
・特許情報レポート(月刊)作成
・特許会議の運営(月1開催)
・発明報奨制度の計算(年1回)

【非定型業務】
・中間処理
・係争関係
・補助金申請
・広報(プレスリリースや○○賞への応募)

今、思いつくのはこのくらいですが、思い出したら適宜追加していきます。

基本的に時間をかければいくらでも突き詰められる業務ばかりでした。
(知財の業務に限らず、仕事ってそういうものかもしれませんが。)

業務の区切りは、自分なりに60点と思えるアウトプットでした。
60点の基準は自分の立場や企業の方針で決まると考えています。

このシリーズ【知財部の作り方、知財担当者の育て方】では、
上記の業務を解説していきたいと思います。
できる限り、各業務の60点を解説していきたいと思います。

この記事を書いた人

山本 英彦